若干は誰でもそうなのじゃないかと思うけど、私は昔から円状のものが一定量以上の状態で見ると恐怖を覚えます。
未だに忘れられないのが、高校生の時、バス停で一緒にバスを待っていた友人が話をしながら足の甲くらいまで薄く積もった雪を傘の先でトントン突いていました。
何の気なしにふとその足元を見て、雪に穿たれた無数の穴に形容し難い凄まじい恐怖を感じて、私は何といきなり嘔吐。
まあ、今思えば体調が万全じゃなかったのかも。元気な時なら「うぎゃあああ!」で済んだのかもしれない。
でも、嘔吐のきっかけがあの光景なのは間違いがない。
未だに、ふと顔を上げて風呂の鏡に斑に飛び散った小さい水滴などを見てしまい、ヒッとなることがたまにあります。
(適当に浴槽洗剤で鏡を洗ったら水を弾くようになってしまって、それがかなり気味が悪い水滴の形になる)
私だけなのか、或いは克服する方法がないものかとググッてみたら、集合体恐怖症と呼ばれるもので、似たような方がかなりいるみたい。
恐怖の対象は人それぞれで、粒状がダメとか、蜂の巣がダメとかひまわりの種を直視出来ないとか色々です。
私はイクラやひまわりの種は別に大丈夫なので、恐らく私の場合は「穴」がダメなのだと思う。
まあ形状以前に虫の卵とかそんなのは論外。
しみじみ見たことがないので、穴よりレベル高なのかどうかわからないけど、調べる気は全くありません。
丸が夥しい量で並んでいるというのは気持ち悪いを通り越して怖い。
オバケ怖いをバカにしていた私ですが、丸に殺されるわけではないのは百も承知でそれでも怖いものは怖い。
オバケ怖いってこういう気持ちなのかもね。理由なんかは超越して怖いから怖いんだ、みたいな。
何でこんなことを言い出したかというと、最近また見てしまったから。
夕食の時に事件は発生。
その日は自分だけの食事でよくて、ズボラな私はペンネをフライパンで茹で、そのままレトルトソースをかけてしまえ作戦で、フライパンにお湯とペンネを入れて、茹で時間のタイマーをかけて放置。
しばらくしてタイマーに呼ばれたので、キッチンに戻り私が目にしたものは。
ペンネが全部直立して同じ方向を向いていたんです!
今思い出しても寒気がする。
その時の私は悲鳴を上げようとして、あまりの恐怖に声も出ず呼気が胸郭を擦っただけ。
そして怖すぎて眼を逸らすことも出来ない。
必死に手近の箸を握って、フライパンの中をかき回してペンネをフライパンから引き剥がし、
中身を生ゴミにぶちまけてようやく一息つきました。
しばらく動悸がして床に座り込んだくらい。
原因は私のズボラのせい。
時々かき混ぜたりとかを一切せずに放置していたので、ペンネたちがくっつきナナメの部分がフライパンについて持ち上がって穴がきれいに並んでしまったのです。
いやあ、ホントに恐ろしい光景でした。
人間て、真実恐怖を感じると、声も出ないし、眼を逸らすことも出来ないんですね。
別に自分が特に重症だとは思ってないです。似たような人もたくさんいると今回わかったし。
克服法はなく、見ないようにするか、見まくって耐性をつけるからしいけど、耐性をつける前に精神に変調をきたしそう。
ブログに書くにあたって、わかりやすく画像でも載せてみようか、と一瞬考えたものの、
画像を検索する勇気はどこを振り絞っても出てこなかったのでやめました。
怖いに理由はない。
オバケ怖いとか雷怖いとか鳥が怖いとかそういう人に優しくしてあげようと思います。
似たような方、一緒に頑張りましょう!(?)